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生命について

2014-11-15

生命について簡単に説明します。私たちの生命体とは肉体に取り憑いた宇宙の高等磁気生命体です。通常、宇宙磁気とは惑星や太陽や銀河を形成する天体の渦磁場の意味であり、重力を生み出し星のコアを創造する本源的な力を指しています。天体磁場は一般的には意識(または心)と呼ばれていますが、時には霊とも呼ばれています。これらは基本的に皆同じものです。猿科の動物は特に肉体と心を結ぶ通信機(大脳)を発達させている為に、霊(心)が長じる生物の意味で”霊長類”と呼ばれている事は承知の通りです。もちろん、人間とは、”人をやっている間” の意であり、心が仮の肉体に宿る期間を意味しています。

天体の渦磁場は複数の小磁界から構成され、たまねぎの皮の様なそれらの小磁界は回転磁界特有の「磁場の位相運動」を行っています。回転運動から由来するその位相運動によって、肉体磁界と磁場位相(意識し記憶する磁場層)が合体し、心を備えた自律生命体が可動し始めます。Computerで表現すれば、肉体とはハード(陰)そして心とはソフト(陽)になりますが、形に捕らわれず生命(磁気)だけで見れば、内磁場(肉体)に憑依した外磁場(心)に他ならなく、”私”を意識し記憶し判断する生命当体は外磁場(天体磁場)の方なのです。

つまり私たちの心は大脳に存在するのではなく、地球を取り巻く地球磁場圏(地球の磁場位相)に存在し、心が体の外側に存在している事を知らなければなりません。要するに大脳RAM磁界(肉体磁界)を包み込む地球ROM磁界であって、言い換えれば60億個の端末機(パソコン)を支配する中央フレームコンピューターこそ私たちの心の正体なのです。当然、昨日の夕飯の記憶すら大脳には存在せず、個人のあらゆる記憶は空の上に存在する事はもちろん、私たちは空の上で意識を囲いそこで考えているのです。大脳とは電波を受信して画像を投影するテレビ受信機に過ぎなく、そこは意識の焦点を合わせる場所と言えます。従って、死とは肉体の死の意味であって、生命当体は死ぬような性質のものではありません。故人の心は磁場の位相として昔からの定位置である上空の磁場圏に冥伏している訳です。

さて、天体磁場は惑星磁界だけではありません。通常、生物を宿す惑星磁界が意識の巣窟となりますが、惑星磁界(no5)の外側には恒星磁界(no6)が存在し、またその外側には銀河磁界(no7)、さらにその外側には星団磁界(no8)、そしてその上には小宇宙磁界(no9)が存在しています。また生物=惑星磁界よりも小さな磁界は衛星磁界(no4)、それより小さいのが岩石星磁界(no3)、その下には陽子磁界(no2)、更にその下には電子磁界(no1)が存在しています。つまり宇宙には気の渦流による渦磁場がサイズ別に九種類あって、磁界が九段階あるわけです。私たち人間の磁界(惑星磁界)は九界の真ん中に在って、下には四段階の磁界が、そして上には四段階の磁界が存在します。

この九界に別れる磁界こそこの宇宙の真実の世界であり、それは仏法で説かれている事と全く同じです。この九界に渡る段階別の磁界は生命の基本原色として人間の心にも遺伝的に備わっています。仏法の言葉を借りれば、順番に餓鬼、畜生、修羅、人間、天国、声聞、縁覚、菩薩、仏と言う名前が付いていますが、宇宙生命論では第”何”次元磁界と言うように番号別で呼んでいます。このうち惑星磁界は第五次元磁界(天国界)に当たります。

磁場空間は内宇宙(小宇宙)と呼ばれますが、一方磁場空間以外の宇宙空間領域は外宇宙と呼ばれる世界であり、内宇宙と外宇宙を合わせて大宇宙と定義しています。光が伝わり、意識が伝達し、運動が起こって気が集積し、物の形が存在できるのは内宇宙のみです。万物が消滅して無に帰する外空間(大宇宙空間)の原始空間は”地獄界”と呼ばれています。地獄界は数字で言えば0または10の意味であり、電子磁界の下(気の世界)か、もしくは小宇宙磁界の上(大宇宙)を意味します。この地獄界を入れると、この宇宙は10界に別れる訳です。当然、地獄界は磁界ではない為に質(charge)も形(figure)も持ちません。

ところで、この10界を五段階に縮めると、木(もく)、火(か)、土(ど)、金(ごん)、水(すい)の五行に別れます。これらは木界(第9と第8)、 火界(第7と第6)、 土界(第5と第4)、金界(第3と第2),、水界(第1と第0)の五つです。仏法で言う所の五陰世間つまり識界、行界、想界、受界、色界の五つの意味と一致します。これらの五行は高低に分かれる生命ランクの意味であり、この世の万物万象が五段階別(正確には十段階別)に分かれているという事です。これは純陰から純陽へと流転する生命の段階別成長(陽化行程)の意でもあり、色(肉体)だけの赤ちゃんが、受(教えれば分かる生命段階)の少年期になり、想(自分で考える事ができる生命段階)の青年期に成長し、やがて行(自己の考えを行動に移せる生命段階)の大人となり、そして識(物事の成り立ちや道理を理解できる生命段階)の老人になるという事です。これは動物の進化成長と全く同じであり、哺乳類に限定すれば、鼠類(色)-犬猫(受)-象熊(想)-猿(行)-人間(識)と言った五段階別の生命段階に分かれています。


さて、大変大雑把に十干論と五行論を説明しましたが、いよいよ本論に入りたいと思います。
人間の頭の良し悪しは一体何を基準にしているものなのでしょうか。知識の豊富さですか、それとも頭脳の回転力でしょうか。いいえ、そのいずれでも有りません。知識量で計られるのならクイズ王が一番賢い事になってしまいますし、頭のスピン力なら18歳の少年には敵いません。重要なのは判断力です。つまり理力=理性が有るか無いかで頭の良し悪しが決定される訳です。最初は知識の習得から始まっても理性を発達させない限り人間と動物に大差はありません。

ここで理性(判断力)の五段階別の推移を考えて見たいと思います。小さな子供でも判断する力は持っています。ティッシュを持って来なさいと命令して、茶碗を持って来る子は殆どいないでしょう。子供は明暗、寒暖、大小などの区別を本能的につけられるばかりか、食べ物と家具の違いも見分けられる ”区別力(水)” を備えているのです。しかし、小さな子供にはその上の能力である類別力(金)、その上の判別力(土)はまだ無いようです。テレビとパソコンあるいは政治ニュースと医療ニュースと言った同類の見極めはまだ難しいようです。判別力とは全く勉強しなくても経験だけで身に付く通常の判断力であり、犬が餌欲しさに尻尾を振るのも判別力の一種です。子供が親の顔色を見ておねだりをするのも判別力の一種です。高等動物の大半は区別力、類別力、判別力は備えていると言えます。

人間にしか持てない高等な理性力と言えば、学習によって身に付く分別力(火)と真実を見極める識別力(木)の二つです。とかく経験で勝ち得る判別力は迷信や恐れなどの悪の温床と成りがちですが、知識の習得(知性)に裏付けされた分別力は人間の最大の武器です。もし医者に知性(分別力)が無かったら、死を恐れてライ病患者やエイズ患者に触れる事も出来ないでしょう。素手で振れた程度ではそれらのウイルスは感染しないと分かっているから治療できるのです。創価学会のご本尊をただの紙切れとして破れるのが分別力であり、天罰を恐れて破けないのが判別力の違いです。

しかし、分別力は人間の最高の判断力とは言えません。なぜなら人間は宇宙の森羅万象の真実を全て見極めていないからです。宇宙の頂点からミクロを見下ろす識別力こそ人間が目標とする最強の判断力に他なりません。しかし、この識別力は分別力の様な学習によって身に付く能力ではなく、一種の悟りとして上界から授かると言う性質のものです。過去世の偉人達はこの識別力を勝ち取った者と言えましょう。識別力とはもとより物事の道理から真理を洞察判断する意味であり、宇宙運動の推移も事象の流転もまた人の心の移り変わりも同じ原理で動いている事は言うまでもありません。

ところで、霊媒師やサイキック・リーディングをなぜ嫌がるかと言うと、惑星磁界の生命である人間が交信できる磁界は同じ磁界かさもなくば直ぐ上の磁界と物理的に決まっているからです。これはサンドイッチの原理であり、第五次元磁界の生命は原則的に第六次元磁界(太陽磁界)を超えてその上の磁界とは直接コンタクトが取れないのです。天の声を聞いたと言う場合は皆太陽磁界の声であり、そこの意識体はかって同じ人間をやっていた普通の人々の声だからです。

太陽磁界は仏法で言う所の二乗界(火の領域)の声聞(しょうもん)レベルの意識界であって、仮成仏した人間の意識が巣くう磁界です。祖先の殆どの人間がここに住んでいる為に祖先の磁界(守護霊界)と呼ばれる浄土です。名前の通り、声を聞かす磁界であり、地上の人間を守護し、啓示を与えて誘導する役割を持っています。しかし、人類の機根(分明度)が発達して、現在は同じ第6レベルです。同レベルの者が同レベルの人間を導くことは出来ません。そもそも優秀な人間の霊は太陽磁界を通り越して上界へ直ぐ行ってしまうので、そこは劣等性の集まりでしか無いのです。

太陽磁界の特徴は字の如く暖かいのが最大の特徴です。太陽は地球の母星に当たる為に母親の様な優しい磁界です。まさに守護霊そのものと言えます。しかし、優しい霊だから優秀だとは限らないのです。情報をくれるのは結構ですが、人間に影響を及ぼす事は許されてないのです。我が子が可愛いばかりに言ってはならない情報まで告げてしまいます。

銀河磁界の意識体が地球の人間に作用を及ぼす事は出来ません。同様に惑星磁界の人間が直接銀河磁界に同会する事も不可能です。銀河磁界と接触する為には地球磁場圏を越えて太陽磁界へ同会し、そこから銀河磁界にアクセスするしか方法が無いのです。光速宇宙船で太陽磁界を実際に越えて銀河磁場の領域に入るか、あるいは減滅法で入界する以外に手立ては有りません。

しかし、銀河磁界と言っても人間年齢で言う40歳代、上の磁界(木の領域)から見れば物事の先が見えない子供みたいなものです。もし彼等の啓示を受けたとしても全て信用は出来ません。

なぜなら太陽磁界も銀河磁界も二乗領域(火のレベル)の磁界であり、そこの意識体は識別力ではなく分別力を使うからです。つまり、そこは人間社会の科学者レベルの磁界なのです。(つづく)

著作:未来地球研究所(無断転載を禁じます)

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